こちら ●イベント実施に関して 主催 : 名古屋銀行 講演 : 一般社団法人サイクルライフマネジメント 後援 : 愛知県警察 北区警察署 共催 : アイ・アンド・シーコーポレーション株式会社 協力 : 株式会社サギサカ / 株式会社オージーケーカブト / 株式会社キャットアイ 秋になると、自転車における交通事故件数が増加します。事故原因として、自転車の道路交通法への理解度や自転車の操作技術などもありますが、その多くは夕暮れが早くなることの環境因子とも言われています。 例えば、7月から8月の17時30分は明るいものの、9月から10月の17時30分は暗くなっていきます。そのズレへの適応が遅く、ライトを点灯しないことで発生する認識不足により、自転車側が歩行者に接触するケースや、反対に自動車側が自転車に接触するケースが多発します。 こうしたことがないように、早めのライト点灯を心がけることに合わせて、10月から条例化されたヘルメットの努力義務化に伴い、万が一に備えたヘルメットの装着を薦めていきました。 ● 座学に関して 今回の交通安全教室は年齢層を小学生以下と限定された年齢で行わせていただきます。自転車における道路交通法は、13歳未満かそうでないかを境目に変化することがあります。北区警察署様と共に確認し、親御様含め、各種ルールを確認しながら”自分の身を守るための走行とは何か” “誰かを傷つけないための走行とは何か” の理解を深めていきました。 ● 実技に関して テーマを “周囲の把握と行動予測”とし、周りの状況を確認しながら安全に走行できるための技能を習得するべく “走行技能 + 周囲の把握 + 安全行動” の基礎基本を磨く “数名での8の字走行” を無事に行えるように進めていきます。 自転車のチェック(ブレーキなど)を行ってから ブレーキング+急ブレーキ 直進走行+周囲確認 と徐々に課題をクリアし、大方できるようになったところで8の字走行に移りました。 序盤、年齢によってはかなり苦戦している部分もありましたが、しばらくすると複数名で行えるようになるほどの成長を見せてくれました。周りを見ながら自分がどう行動をすればいいのか、という感覚をお伝えすることができたのではないかなと感じています。 ● 塩澤選手 ● 望月選手 ● 初川選手 ● 前田選手 ● まとめ 最後まで一人ひとり、しっかりと聞いてくれていたように感じます。また、実技も楽しみながら練習してくれていたように感じます。 しかし、時に理解したつもりでも、人間誰しも忘れることがあります。そこから油断につながり、事故の発生につながるケースもあることを忘れないようにしていただきたいと思います。 とくに、親御様はお子様が自転車でお出かけになる際に “ライトはつけようね” “一時停止は止まろうね” と声をかけていただきたく思います。その一言で救える命もあるはずだと、私たちは信じています。 これからも、自転車を通した様々な出会いを提供するためにも、基盤となる安全を皆様と共に進めていきたいと考えております。 改めまして、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。また、名古屋銀行様始め、ご協力いただきました企業様、本当にありがとうございました。
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