こんにちは。
名古屋・東京で補助輪外しの指導をしている「おるか自転車教室」です。
「補助輪を外したけれど、何から練習すればいいの?」
「後ろを持って走っても、手を離すとすぐ転んでしまう…」
こうしたお悩みは、補助輪外しに挑戦中の保護者の方から、とても多くいただきます。
この記事では、2021年から1,500人以上のお子さまを指導してきた当教室の経験をもとに、ご家庭でできる補助輪外しの練習方法と、親子練習をうまく進めるコツをご紹介します。

練習を始める前に準備しておきたいこと
補助輪外しの練習は、始める前の準備で、うまくいくかどうかが大きく変わります。
まずは、次の3つを確認しておきましょう。
① サイズの合った自転車
サドルに座ったとき、両足のつま先〜かかとが地面につく高さに調整します。
足がつくと安心感が生まれ、怖がりにくくなります。
身長に合ったサイズの目安は、こちらの早見表でご確認いただけます。

② ヘルメットと動きやすい服装
ヘルメットは必ずかぶりましょう。
服装は動きやすいものと運動靴で、サンダルは避けてください。
③ 広くて安全な練習場所
車や人の通りが少ない、平らで広い場所を選びます。
他の利用者と干渉せず、足場が安定している場所(アスファルトなど)を推奨しています。
④ 持ち物
- ヘルメット(必須)
- 長袖・長ズボン(転んだときのすり傷予防に)
- 手袋または軍手
- 運動靴(サンダルは避ける)
- ペダルレンチ(ペダルを外すため)
- 水分補給の飲み物
補助輪外しの練習方法【6つのステップ】
補助輪外しは、「こぐ」よりも先に「バランスをとる」ことから練習するのがポイントです。
次の6つのステップで、順番に進めていきましょう。
当教室では、この順番で練習すると、30〜60分ほどで乗れるようになるお子さまが多く、97%のお子さまが1回(100分)で補助輪なしで乗れるようになっています。
ステップ1:サドルを下げて、ペダルを外す
補助輪を外したら、まずはサドルを下げて、両足がしっかり地面につく状態にします。
そして、ペダルを左右とも外します。
ペダルがあると、足で地面を蹴るときにすねに当たって痛かったり、つい足を乗せてしまったりして、バランスの練習に集中できません。
ペダルはペダルレンチ(自転車店や通販で購入できます)で外せます。
左のペダルは「逆ネジ」になっていて、通常とは反対の方向に回すと外れるので注意しましょう。
外し方が不安な場合は、自転車店に相談するのがおすすめです。
ステップ2:ペダルなしで、足で地面を蹴って進む
ペダルを外した状態で、両足で地面を蹴ってスーッと進む練習をします。
ストライダーなどのキックバイクと同じ要領です。
足を浮かせたまま、数メートル進めるようになったら、バランスをとる感覚が身についてきたサインです。
ステップ3:ブレーキで止まる練習をする
こぎ出す前に、ブレーキで止まる練習をしておきましょう。
「止まれる」という安心感があると、怖さがぐっと減ります。
足で蹴って進みながら、両手のブレーキを握って止まる練習を、何度かくり返します。
ステップ4:ペダルを付けて、両足を乗せたままこぎ始める
足で蹴って進みながらバランスがとれるようになったら、外したペダルを元に戻します。
いきなり止まった状態からこぎ出すのは、乗れないお子さまにとって、とてもハードルが高い動きです。
そこでまずは、最初からペダルに両足を乗せた状態で、こぎ始める練習をします。
保護者の方は、後ろからお子さまの背中や肩を軽く支え、ゆっくり押し出してあげましょう。
自転車が進み始めたら、そのままペダルをこいでもらいます。
支えを軽くしても、ふらつかずに進めるようになったら、ペダルをこぎながらバランスがとれてきたサインです。
ステップ5:しばらくこぐ練習をして、距離を伸ばす
バランスがとれるようになったことを確認したら、しばらくはこぎ続ける練習をします。
少しずつ支えを離して、こげる距離を伸ばしていきましょう。
このとき大切なのが、目線です。
足元ではなく、5〜10mほど先を見るように声をかけると、バランスが安定します。
ステップ6:最後に、こぎ出しの練習をする
一人でこぎ続けられるようになってから、いよいよ止まった状態からのこぎ出しを練習します。
片方のペダルを少し高い位置(時計の2時くらい)にセットして、そのペダルを踏み込むと、スムーズにこぎ出せます。
こぎ出しは、乗れるようになってから最後に練習するのがポイントです。
乗れない状態で、いきなりこぎ出しから練習するのは、ハードルが高すぎます。順番を守って、一つずつステップアップしていきましょう。
親子練習をうまく進める4つのコツ
ご家庭で練習するときは、次の4つを意識してみてください。
① 支えるのはハンドルではなく、背中や肩
ハンドルを持って支えると、お子さまが自分でバランスをとる感覚がつかめません。
後ろから、お子さまの背中や肩を軽く支えるようにしましょう。
② 「手を離さないで」の約束は守る
黙って手を離して転んでしまうと、お子さまは保護者の方を信頼できなくなり、怖さも強くなります。
手を離すときは「ちょっとだけ離すね」と伝えてからにしましょう。
③ できたことを、たくさんほめる
「さっきより長く進めたね!」など、小さな成長を言葉にして伝えると、お子さまのやる気につながります。
④ 練習は短い時間で区切る
子供の集中力は長くは続かないので、1日30分!と決めるなど、短い時間のなかで楽しい雰囲気で進めましょう。
疲れてきたら、その日は「できたところ」で終わりにするのがおすすめです。
やってしまいがちなNG練習
よかれと思ってやったことが、かえって練習を遠回りにしてしまうこともあります。
- 大きすぎる自転車で練習する:足がつかず、怖くて練習が進みません
- いきなりこぎ出しから練習する:乗れない状態でのこぎ出しはハードルが高く、転びやすくなります
- 長時間の練習:疲れて集中力が切れ、転ぶ回数が増えてしまいます
- 強い口調で叱る:自転車そのものが嫌いになってしまうことがあります
乗れるようになったら:知っておきたい交通ルール
補助輪なしで乗れるようになったら、次は安全に乗るためのルールを親子で確認しましょう。
当教室では、名古屋市と連携した小学校での自転車交通安全教室も行っています。その中でも、特に大切にしているポイントをご紹介します。
- ヘルメットは必ずかぶる:自転車に乗るときのヘルメット着用は、すべての年齢で努力義務になっています
- 13歳未満の子どもは歩道を走れる:ただし歩行者が優先です。車道寄りを、すぐに止まれる速さで走りましょう
- 止まれの標識と交差点では、必ず止まって左右を確認する
- 二人乗り・並んで走るのはしない
- 暗くなったらライトをつける
乗れるようになった直後は、楽しくてついスピードを出しがちです。
最初のうちは公園など安全な場所で練習を重ね、ブレーキで確実に止まれるようになってから、道路に出るようにしましょう。
それでもうまくいかないときは
親子での練習は、どうしてもお互いに力が入り、ケンカになってしまうことも少なくありません。
年齢の目安や、小学生になっても乗れない場合の考え方は、こちらの記事でもご紹介しています。



おるか自転車教室では、運動指導のプロがお子さまの性格やペースに合わせてマンツーマンで指導します。
これまで指導した1,500人以上のお子さまのうち、97%が1回(100分)で補助輪なしで乗れるようになりました。

- 個別指導(マンツーマン・100分):18,000円(税込)
- 指導場所:名城公園(北区)・平和公園(千種区)ほか、ご希望の場所をご相談ください
- 東京・二子玉川でも開催しています
- 1回で乗れなかった場合も、再受講割引(2回目13,200円)とLINEでの練習アドバイスでサポートします
よくあるご質問
Q. 補助輪外しは、どのくらいの時間で乗れるようになりますか?
お子さまによって差がありますが、当教室では30〜60分ほどで乗れるようになるお子さまが多く、97%のお子さまが1回(100分)で乗れるようになっています。ご家庭での練習では、1日30分ほどを目安に、何日かに分けて進めるのがおすすめです。
Q. ペダルは外したほうがいいですか?
はい、外すのがおすすめです。ペダルがあると足に当たって蹴りにくく、バランスの練習に集中できません。ペダルなしで、足で蹴って進めるようになってから、ペダルを付けてこぐ練習に進みましょう。
Q. 怖がって泣いてしまいます。どうしたらいいですか?
無理に続けず、その日は「できたところ」で終わりにしましょう。サドルを下げて両足がしっかり地面につくようにすると、怖さが減ります。「さっきより長く進めたね」と小さな成長をほめてあげることも大切です。
Q. 何歳から練習を始められますか?
目安は4〜6歳ごろですが、年齢よりも「キックバイクで足を浮かせて進める」「補助輪付きでペダルをこげる」といった様子が大切です。
まとめ:「バランス」から始めて、短い時間で楽しく
補助輪外しの練習は、「こぐ」よりも先に「バランスをとる」ことから始めるのがポイントです。
サドルを下げてペダルを外し、足で蹴って進み、ブレーキで止まれるようになったら、ペダルに両足を乗せたままこぎ始める練習へ。
しばらくこげるようになってから、最後にこぎ出しの練習をします。
この順番で、短い時間で楽しく練習を重ねれば、多くのお子さまが乗れるようになります。
「家で練習してもうまくいかない」と感じたら、お気軽にご相談ください。お子さまの年齢や今の様子を伺い、ぴったりの進め方をご提案します。


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