ストライダーから自転車へ|移るタイミングと、補助輪なしで乗るための練習ステップ

ストライダーから自転車へ 移るタイミングと練習ステップ|おるか自転車教室

こんにちは。

名古屋・東京で補助輪外しの指導をしている「おるか自転車教室」です。

「ストライダーには上手に乗れるのに、自転車になると乗れない…」
「ストライダーから自転車へ、いつ、どうやって移ればいいの?」

こうしたご相談は、ストライダー(ランニングバイク)で遊んできたお子さまの保護者の方から、とても多くいただきます。

この記事では、2021年から1,500人以上のお子さまを指導してきた当教室の経験をもとに、ストライダーから自転車へ移るタイミングと、補助輪なしで乗れるようになるための練習ステップをご紹介します。

目次

ストライダー経験があれば、補助輪付きは「飛ばして」OK

ストライダーは、ペダルのない二輪の乗り物です。足で地面を蹴って進むなかで、自転車に一番大切な「バランスをとる力」が自然と身についています。

そのため、ストライダーに乗れているお子さまは、補助輪付き自転車を経由せず、最初から補助輪なしの自転車に進んで大丈夫です。

むしろ補助輪付きの自転車は、ハンドルを切って曲がる乗り物です。補助輪なしの自転車は体を傾けて曲がるため、補助輪付きに長く乗ると、せっかく身についたバランスの感覚から遠回りになることもあります。

自転車に移るタイミング:5つのサイン

年齢よりも、ストライダーでの様子を見て判断するのがおすすめです。次のようなサインが見られたら、自転車に移る準備ができています。

  • 足を地面から浮かせたまま、数メートル以上進める
  • 足を使わずに、体を傾けてカーブを曲がれる
  • ゆるい下り坂でも、足を浮かせたまま落ち着いて進める
  • ストライダーに乗りながら、前を見て進める
  • 「自転車に乗りたい」と本人が言い出した

3〜5歳ごろにこの段階に届くお子さまが多く、そのころが自転車へ移るひとつの目安です。

年齢ごとの目安は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

ストライダーから自転車へ。つまずきやすい4つのポイント

バランスがとれているのに自転車に乗れない場合、つまずいているのは、たいてい「ストライダーにはない部分」です。

① 足で止まる癖がついている

多くのストライダーには手で握るブレーキがなく、足で地面をこすって止まるのが習慣になっています。自転車ではペダルをこいでいるため、足ですぐに止まることができません。ハンドルのブレーキを握って止まる練習が必要です。

② ペダルをこぐ動きに慣れていない

「蹴って進む」動きと、「ペダルを踏んで回す」動きはまったく別のものです。ペダルを後ろに回してしまったり、片足だけで踏んでしまったりするのはよくあることです。

③ 自転車がストライダーより重い

ストライダーは3kgほどと軽いですが、子ども用の自転車は軽いものでも6〜7kg、一般的なものだと10kg前後あります。重くなるぶん、バランスを崩したときに支えにくく、怖さにつながります。

④ こぎ出し(スタート)が難しい

止まった状態からペダルを踏んで走り出す「こぎ出し」は、補助輪外しのなかで一番難しい動きです。ここは最後に練習するのがポイントです。

ストライダー経験者のための練習ステップ

ストライダーで遊んできたお子さまは、バランスの練習が短く済むぶん、次の順番で進めるとスムーズです。

ステップ1:ペダルを外して「大きなストライダー」にする

自転車のサドルを下げて、両足がしっかり地面につく状態にします。そしてペダルを左右とも外して、ストライダーと同じように足で蹴って進みます。

ストライダーに乗れているお子さまなら、自転車の重さに慣れれば、すぐに足を浮かせて進めるようになります。

ステップ2:ハンドルのブレーキで止まる

足で蹴って進みながら、ブレーキを握って止まる練習をします。「止まれ!」の合図でブレーキを握るゲームにすると、楽しく練習できます。足で止まる癖をここで直しておくことが、安全のためにもとても大切です。

ステップ3:ペダルを付けて、両足を乗せたままこぎ始める

ペダルを付けたら、両足をペダルに乗せた状態で、保護者の方が後ろから軽く押して走り出します。お子さまは、走り出したらそのままペダルをこぐことだけに集中します。

コーチが後ろから支えながら男の子の自転車練習をサポートする様子
最初は後ろから軽く支えて、こぐことに集中させます

ステップ4:こぎ出しの練習

しばらくこげるようになったら、最後に自分でこぎ出す練習です。片方のペダルを斜め前の高い位置にセットし、そのペダルを踏み込んで走り出します。

各ステップのくわしいやり方は、こちらの記事でご紹介しています。

最初の自転車は「軽さ」と「サイズ」で選ぶ

ストライダーから移るときの自転車選びは、軽さとサイズがとても大切です。重すぎる自転車や大きすぎる自転車は、バランスをとりにくく、怖さの原因になります。

ポイント目安
サイズサドルを一番下げたときに、両足のかかとまで地面につく
重さできるだけ軽いもの(ストライダーとの重さの差が小さいほど移りやすい)
ブレーキお子さまの手でもしっかり握れる

サイズの選び方や、当教室で使っている自転車については、こちらの記事でご紹介しています。

よくあるご質問

Q. ストライダーに乗れていれば、補助輪付き自転車は使わなくていいですか?

はい、多くの場合は補助輪付きを経由せず、補助輪なしの自転車に進んで大丈夫です。ストライダーで身についたバランス感覚をそのまま生かせます。補助輪付きはハンドルで曲がる癖がつきやすいため、かえって遠回りになることもあります。

Q. ストライダーは何歳まで乗せればいいですか?

年齢よりも「足を浮かせたまま長く進める」「足を使わずに曲がれる」ようになったかが目安です。3〜5歳ごろにこの段階に届くお子さまが多く、そのころが自転車へ移るタイミングです。

Q. ストライダーをやっていないと、補助輪外しは難しいですか?

いいえ、ストライダーの経験がなくても乗れるようになります。当教室の受講申込データでは、ストライダーの経験があるお子さまは2割弱で、多くは経験なしからのスタートです。それでも97%のお子さまが1回(100分)で補助輪なしで乗れるようになっています。

Q. ストライダーには乗れるのに、自転車だと怖がります。なぜですか?

自転車はストライダーより重く、サドルも高く感じやすいためです。最初はサドルを下げて両足がしっかり地面につく状態にし、ペダルを外して「大きなストライダー」として乗ることから始めると、怖さが減ります。

まとめ:ストライダーで育ったバランス感覚を生かそう

ストライダーに乗れているお子さまは、自転車に一番大切なバランス感覚がすでに身についています。補助輪付きを経由せず、補助輪なしの自転車に進んで大丈夫です。

ペダルを外して「大きなストライダー」として乗り、ブレーキで止まる練習をしてから、ペダルをこぐ練習、こぎ出しの練習へ。この順番で進めれば、スムーズに乗れるようになるお子さまが多くいます。

それでもうまくいかないときは

おるか自転車教室では、運動指導のプロがお子さまの性格やペースに合わせてマンツーマンで指導します。

これまで指導した1,500人以上のお子さまのうち、97%が1回(100分)で補助輪なしで乗れるようになりました。

補助輪なしで乗れてコーチとガッツポーズをする子ども
「乗れた!」の瞬間を、一緒に喜びます
  • 個別指導(マンツーマン・100分):18,000円(税込)
  • 指導場所:名城公園(北区)・平和公園(千種区)ほか、ご希望の場所をご相談ください
  • 東京・二子玉川でも開催しています
  • 1回で乗れなかった場合も、再受講割引(2回目13,200円)とLINEでの練習アドバイスでサポートします

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この記事を書いた人

伊藤 透のアバター 伊藤 透 おるか自転車教室 代表

自転車競技コーチ/NSCA認定パーソナルトレーナー。運動指導歴16年。補助輪外しのマンツーマン指導で1,500人以上のお子さまを指導し、名古屋市と連携した自転車教室も多数開催。「親子で抱えるそのお悩み、我々にお任せください。」

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